スゴイことは、あっさり起きていい

「無理と思うから、無理」
なんです。

インドの象使いが、
象を調教する時の話です。

象が子供の時から、
足に鎖を付けて杭に繋いでおくそうです。

当然、
子象の力では杭を引っこ抜くことができず、
鎖の長さの範囲しか動けません。

すると子象は、
「鎖の長さの範囲しか動けない」
と学習するそうです。

「自分はこれしかできない」
と学習するそうです。

そうなると、
大人の象になって杭を引っこ抜ける力を持っても、
鎖の長さの範囲しか動かないそうです。

鎖の範囲しか動かない、
従順な象の出来上がり。

本当は杭を抜いて、
もっと自由になれるのに、
「できない」と思うからできない。

象使いの思う壺。

「象の話だろ(笑)」
と笑ってもいられません。

私たちも、
「自由になんてなれない」
どうしてもそう思いがちです。

先程の子象と、
同じになりがちです。

もし貴方が
自由になれないのだとしたら、

それは、
事実ですか？
思い込みですか？

多くの場合は
思い込みです。

なぜならば、
「自由になれない」
と思って生きた方が楽だからです。

人間には、
「ホメオスタシス」
という生命維持機能があります。

体温が上昇すると、
汗をかいて体温を下げます。

体温が低下すると、
毛穴を収縮して体温の低下を防ぎます。

同じように、
心にもホメオスタシスが働きます。

今まで自由ではなかった人が、
自由になろうとすると、

心のホメオスタシスが、
元に戻そうとします。

だから、
「自由になりたい！」
と思いつつも、

ホメオスタシスという、
心のブレーキが働いてしまう。

多くの人が自由になるための行動しない理由は、
このホメオスタシスの働きです。

でも本当は、
貴方はもっと自由に、
もっと貴方らしく行きたいはずです。

ホメオスタシスに左右されずに、
自由になる道を選択するには、
「行動」しかありません。

行動が大事なんです。

心理学では、
「作業興奮」と呼ぶのですが、
行動を起すと心理的に、
その行動を促進する作用が働きます。

例えば掃除。

「掃除嫌だな、面倒だな」
と思っても、

一度掃除を始めてしまうと、
色々な所を掃除してしまった経験があると思います。

嫌だと思って始めた掃除が、
途中から楽しくなってしまう。

それが、
「作業興奮」
です。

心のホメオスタシスが働いても、
行動を起こしてしまえば、

今度は「作業興奮」が起こります。

まず行動を起すこと

人生を変えて、
もっと稼げるようになるための
最初のステップです。

貴方は行動できる人のはずです。
今までの人生でも、
困難を乗り越えて来たはずです。

自由な人生を手に入れるために、
「行動」なのです。