物販ビジネスをする上で大事なのは、
「どこで売るか？」
です。

仕入た商品(もしくは無在庫販売のデータ)を
どこに出品するかで利益が大幅に変わります。

特に副業で転売(せどり)を始める場合は
時間がないケースが多いので
効率よく販売して利益を上げたいところです。

転売で販売するマーケットとして有名なのは
下記になります。

Amazon、
ヤフオク、
ebay、
自社サイト、
それぞれマーケット毎に特徴があります。

このサイトでは、カメラ転売(せどり)だけでなく
物販ビジネス全般についての情報をお送りしたいと思っています。

どこで売るかによって、
物販ビジネスの収益はだいぶ変わるので気をつけてください！

 

【Amazon販売】

Amazon販売の特徴は、
出品が簡単という事です。

写真を用意する必要もありませんし、
csvの知識があればツールでcsvを作って、
一括出品ができます。

大量に出品する場合は、
Amazonで売るのが有効ですね。

また売られている商品の最安値情報や、
出品者数などのデータもダウンロードできるので、
いちいち画面を見てチェックしなくても、
データをすぐに確認できます。

また購入者も最短ワンクリックで買えるので、
購買までの時間が短いのも特徴です。

ただ、中古カメラをAmazonで売る場合は、
フィルムカメラよりもデジタルカメラの販売を
お勧めします。

フィルムカメラを買うのはカメラマニア層ですが、
フィルムカメラが好きなマニアはヤフオクで買う傾向があります。

デジタルの標準レンズや
キヤノンやニコンの売れ筋のデジタル一眼レフカメラは
Amazonでの販売に向いてますが、

フィルムカメラやマニュアルフォーカースのレンズは、
ヤフオクで売ることをお勧めします。

Amazonのデメリットは、
入金が遅いということです。

ヤフオクの場合、
売れたら最短当日に入金されますが、
Amazonは半月近く待つ場合があります。

少資金で副業として物販ビジネスを始める場合は、
Amazonで売ると資金繰りが厳しくなります。

 

【ヤフオク販売】

ヤフオクの特徴は、
せどりの商品回転が早いという事です。

最短で当日には落札されるので、
仕入れた商品が即座に現金化されます。

また、カメラで言えば、
「中古カメラはヤフオク」
という業界の常識みたいなものがあるので、
圧倒的な集客がヤフオクです。

特にフィルムカメラは
ヤフオクが暑いです。

ライカ(Leica)、ハッセルブラッド(hasselblad)、
コンタックス（Contax)、などの
マニア向けのカメラはヤフオクで売ると高値が付きます。

資金回転についても、
当日や翌日に入金されるので
Amazonやebayよりも資金回転が早いです。

少資金で副業などで転売(せどり)を
始める場合はヤフオクから始める事を推奨します。

商品ページのコピーライティングも
自分でやる必要があるのは面倒と言えば面倒ですが、
後からアフィリエイトやPPCを始めたい場合は、
コピーライティングの勉強にもなります。

出品に際して画像が必要になってしまうので、
大量に効率的に出品したい場合は
Amazonやebayの方がいいかもしれません。

ヤフオクは初心者向けなので、
これから副業や小遣い稼ぎで転売(せどり)を
始めたい時はヤフオクから始めるといいですね！

 

【ebay販売】

ebayは何と言っても圧倒的なマーケットで
売れるという事です。

ebayの流通総額は7兆円です。

ヤフオクの流通総額が1.2兆円ですので、
ebayはヤフオクの6倍近い市場になります。

日本Amazonの流通量は
0.8億円ですのでebayは日本Amazonの9倍の
流通があるという事です。

出品作業もヤフオクよりも楽です。

決められたテンプレート通りで
問題ないのでサクサク出品できます。

ebayのデメリットは、
入金サイクルが遅い事です。

ebayでの評価が一定基準に達したない内は、
半月から1ヶ月遅れて入金されます。

またpeypalを使うので、
paypalからの引き出しにも数日かかります。

paypalはある程度の売上になると、
「保証金」を求めてきます。

「落札者保護」の名目で
売上の一定割合が引き出せなくなります・・・

ちゃんと実績を積めば、
paypalの保証金も解消されるのですが、
売上が多くなるとそれだけpaypal保証金も
増えるので辛いところではあります。

なのでAmazonと同様に、
副業や小遣い稼ぎで少資金で転売(せどり)を
始めるようでしたら資金が厳しくなる可能性があります

また、
「英語が苦手だからebayをやりたくない」
という方がいますが非常に勿体ないです。

ebayは中学生レベルの英語で大丈夫です。

それでも心配であれば、ebayの英語は
グーグルクロームというブラウザを使えば
すぐに翻訳できます。

また、グーグル翻訳というサイトもありますので、
ebay英語は一発で翻訳されます。

そして、
ebayで日本から購入する外国人は
日本人が英語が苦手だと分かってるので、
例え問い合わせがあったとしても
優しい英語で質問してくれます。

「英語が苦手だからebayを避けてた」
という方は非常に勿体ので
すぐにebayを始めてください。

 

【自社サイト】

今まで紹介してきた、
Amazon・ヤフオク・ebay
どのサイトでも手数料が取られます。

5-15％の手数料が取られてしまいます。

私は最盛期はオークションサイトに払う手数料だけで
月間50-70万円を支払ってました。

もしオークションサイトに手数料を払わなかったら、
月収が50-70万円増えていたという事です。

年間数百万円の手数料を
Amazon・ヤフオク・ebay
に払っていたと・・・

今から考えるとすごいですね。

なので、
手数料対策として有効なのが自社サイトです。

つまり自分でECサイト(Eコマースサイト)を
立ち上げて販売する方法です。

EC-CUBEなどのオープンソースの
ECサイト構築ソフトを使えば
手数料を取られる事なく物販ビジネスができます。

ただ、
ある程度知識がないとECサイトが作れません。

カラーミーショップ、
おちゃのこネット
メイクショップなどの
いわゆる「ショッピングカート」という
サイトを使っても結局は手数料が取られます。

オークションサイトの手数料削減という事で、
自社サイト(自社ショップ)を持つのであれば、
オープンソースの無料ツールで転売サイトを作りたいものです。

集客できるようになるまで時間がかかるのも、
自社サイトの弱みです。

やはり、
ヤフオクから始めるのが
今から物販ビジネスを始める方にはおすすめです。　

 

【次の記事】物販ビジネスの基礎知識 その２ 「転売って本当に儲かるの？」